音楽なしの生活を、あなたは想像できますか?
自分には絶対にできないよ、断言してもいい。
音楽がなかったら、暗闇を手さぐりで這いずるようなものだ。
音楽は生きるための、最高の食事だと思っている。
様々なジャンルの音楽があるけれど、何を聴いたっていいんだ。自分が聴きたいと思う音楽に、じっくりと耳を傾けて味わえばいい。自分の心にふれた時、音楽は絶大な力をもつことになる。
もし、ラジオから一曲も音楽が流れてこないとする。DJがずっと話だけしているんだ。どんな世界になるんだろう?
想像するだけでも、暗闇をさまよいそうだ。1時間枠のプログラムだとして、放送されている間、延々と話し続けることになる。DJの声だけしか聞こえない、こわい…。CMが流れる瞬間を、待ちわびるかもしれない。本末転倒だね、それじゃ
でも、そのCMにも音楽が流れなかったとしたら…。
こんなことを想像してみるだけ、時間の無駄だよね。
それだけ音楽は、人間の生活の一部になっている。毎日毎月毎年、たくさんの音楽が生まれる。新しく生まれた音楽の中には、必ずと言っていいほど、自分が気に入る曲もある。
そして何よりも、音楽に目覚めたころからずっと、自分を支えてきてくれた曲もあるはずだ。その曲は、どんなに新しい曲が生まれてきたとしても、自分の中ではゆるぎない地位を築いている。最後には必ず、その曲を聴きたくなる。言わば、人生の一曲だ。
そういう曲が、あなたにもあるだろうか?
自分にとっては、この一曲。
オフコース の「NEXTのテーマ~僕等がいた」。
生涯にわたって欠かせない、自分にとっての最高の食事。