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映画 阪急電車を見て、挨拶のことを考えてた。

映画「阪急電車」を見ていたら、なぜか挨拶のことを考えた。

朝の「おはようございます」、昼の「こんにちは」、夜の「こんばんは」。初対面の「はじめまして」、お礼の「ありがとうございました」、お願いの「よろしくおねがいします」。謝る時の「ごめんなさい」「すみません」「もうしわけありません」など。社会には、様々な場面で必要な挨拶が用意されている。

新型コロナウィルスの感染対策のため、在宅勤務も多くなった。お互いに顔を合わせての生の挨拶に代わり、PCやスマホの映像に向かって挨拶をすることも多い。それでも、挨拶をすることに変わりはない。仕事は、必ず挨拶から始めるのが常識だ。この常識が、時の流れとともに変わるとは思えない。

*とてもハートフルな映画だった

小中学校の近くで仕事があったりすると、朝の通学時間帯の生徒たちが挨拶をしてくれる。もちろん面識など持ち合わせていない。小学生がその場でとまって、ヘルメットをかぶった中学生は自転車の上から、おはようございます!これは、とても気持ちがいい。仕事開始への弾みにもなり、何より元気をもらえる。

彼らから先に挨拶されることの方が多い。子供の頃から長い間、挨拶は先にした者が勝ちだって教わったけど、それなら子供には負けてばかりだ。やはり先に挨拶できた方が気持ちがいいと思う。なんだか主導権をとれたみたいでね。子供の姿を見ても、少し気後れしていることも。子供というのは真っすぐだよね。

*人に優しくされて 自分も強く優しくなれる
*イジメは当事者にならないとわからない

30代の第一次現場時代、良くしてくれた工務店社長さんが話していた。朝まず現場に着いたら、大きな声でハッキリと挨拶をする。それだけでいい。それができていれば、多少のミスがあったとしても、お客さんは案外許してくれるものだと。極論にも聞こえるでしょう。でも、あながち間違っているとは思わない。

僕は話をするのが好きだ。一日かぎりの現場がほとんどだったけど、休憩時間になれば現場の大工さんや他の職人お客さんとよく話し込んでいた。たとえ慎重に事を進めていても、失敗をすることだってある。そんな時に、うまくかわせるんだよね。謝罪はするよ。でも、相手は不思議と理解してくれるものなんだ。

*自分をしばってはいけないんだな
*このカップルの話も素敵だった

挨拶が出来ていなかったり意思疎通ができていないと、相手も心を曇らせる。ある方と組んで仕事をしていた頃、その方が帰った後、お客さんが自分に言ったことがある、あの人なんとかならないのって。元々が口下手なんだけど、それをカバーするだけの意思疎通ができていない上、表情が暗い、これでは印象が落ちる。

その方の腕は悪くなかったし、自分との意思疎通はしっかりと出来ていた。自分が考えてきた計画と、その方の現場を見た上での考え方、毎朝しっかりと練り合わせて計画よりも早く仕事を終わらせていた。それでも初対面の相手には、たとえお客様相手でも苦手意識が出ていたようで、無愛想に見えていたんだろうね。

*おばあちゃんの大人としての姿勢が好きだ
*この笑顔のためなら きっと誰でも頑張れるね

人の性格はそれぞれだけど、できることなら明るく元気に仕事をしたい。そのためにも、挨拶、特に朝イチの元気な挨拶は1日の状況を左右する。出来ることなら、たとえ1日だけのおつき合いだとしても、意思疎通もしっかりとしたい。画面ばかり見ていると、コミュニケーションの仕方を忘れるから注意も必要だ。

阪急電車を通して進んで行く人間模様、原作は大ヒットしたのかな、とても素敵な映画だ。この映画のように、人と人との関係が結ばれていくのなら、みんな幸せになれるだろうね。お婆さんの最後のお説教がとてもいい。こんな素敵な笑顔を見せてくれる孫のためなら、きっとみんな頑張れるだろう。

挨拶を超えるような笑顔を、一度でいいから見てみたい。

*映画の最後のシーンがとても素敵だ

「映画 阪急電車を見て、挨拶のことを考えてた。」への2件の返信

きみさん、こんばんは。
さやかです。

最近、お天気の良い朝は散歩をするのですが、小学生のお子さん達が挨拶をしてくれるので、気分の良い朝になります。
でも、中学生や高校生は挨拶どころか、沈んだ顔をしています。
思春期もあるのでしょうか?

家の近くに小さな山や池の周りを走ったり歩いたりできる所があります。
コロナ前はよく散歩をしてました。
すれ違う時に挨拶をする方々がいらっしゃるので、気分良く歩けます。
お互いに挨拶するタイミングを見計らってるのが分かるので、その気遣いに嬉しくなります。

私は、挨拶をする、自分がされたら嫌なことはしない、自分にも人にも恥じぬ生き方をする、をいつも心がけています。
阪急電車でしたら、宝塚も停まりますよね?
宝塚歌劇団の『清く正しく美しく』のようにも生きたいです。

さやかさん、こんばんは。

いつもコメントを頂きまして、ありがとうございます。

確かにおっしゃる通り、小学生は真っすぐに目を見つめるように挨拶してくるかもしれません。
中学生は人によりけりですが、まだ普通に挨拶をくれますね。
高校生とは、ほとんど挨拶を交わしたことがりません。
自分もそうだったのかな~、なんて考えたりもしますが、高校生ぐらいの歳になると恥ずかしさが先行するんでしょうか。それとも警戒してしているのか、これを思春期と言うんでしょうかね。

横浜にいる自分の母親も散歩が大好きな人です。こんな状況の中でも、雨以外は散歩にでているようでう。必ずすれ違う人がいて、挨拶をかわしているようです。すれ違うことがないだけで、相手のことを気にしています。高齢化した社会の中では、ちょっとした気遣いが嬉しいんでしょうね。

さやかさんのお心がけ、大切なことですね。
その時にならないと、自分を同じ状況に置くことって難しいですよね。
それをわかって行動できるのなら、何よりなことだと思います。

この映画は、宝塚駅を起点にしています。
清く正しく美しく、言うのは簡単ですがその実践は大変ですよね。
綺麗なだけの世の中ではないので、大変だと思います。
ですが、目標として据えるには尊い言葉だと思います。
今のお気持ちを大切になさってください。

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