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ロッキーが、人生を変えてくれた 1

高校時代、超がつくほどの落ちこぼれだった自分を変えたのはこの人、ロッキー・バルボアだ。

*古い本を探しあてると すごく嬉しい

映画の中から飛び出した架空の人物だが、自分の中ではリアルな兄貴分だと思っている。もちろん一番すごいのは、この架空の人物を世の中に送り出した、シルベスター・スタローンという人物だ。ただ、本人と同じくらいその名は一人歩きしていて、スタローン自身でもある。どちらを追いかけても同じこと。

何度か話している通り、本当に成績が悪かった。理数は特に苦手だったから文系に偏ったけど、英語も国語も成績が良かったわけじゃない。なんで入学できたのか、今でも不思議なくらいだ。

両親は海外にいて高2から下宿暮らしをしていたから、ますます羽を伸ばしていた。テレビを見過ぎて視力もガタ落ち、外見が真面目そうなだけの何の取り柄もない高校生。

そんな頃だ、高3の夏休みの直前、ロッキー憑りつかれた

https://youtu.be/QWzisvDtA-k
*ロッキーⅠ~Ⅲ このトレーニングに憧れた

正直言って、何もかもが衝撃的だった。

親がテレビを見過ぎることに厳しかったから、テレビで映画を見ることもあまりなかった。中学の時はオフコースに目覚めて音楽の方に夢中、テレビもアニメの方が好きだった。

だから高2で一人暮らしが始まって、勉強そっちのけで映画を見まくっていたわけ。木金土日の映画タイム深夜映画。「猿の惑星」に衝撃を受けたのもこの頃。

そんな時に、偶然ロッキーにぶち当たったわけ。小学校の頃には映画が上映されていたから、7年遅れぐらいだったのかな。小学校の鼓笛隊でロッキーのテーマを演奏していながら、映画を知らなかったってことになる。今思えば笑い話にもなる。

*フィラデルフィアのこのシーン その気になった

その日から、さらに勉強そっちのけになった。親がそばにいたらあり得ない姿だったろう。ダンベルなんか買うお金はない。漫画雑誌にスタローンが宣伝する、筋トレマシンの写真が載ってた。それを見るだけで満足して、映画で一番印象深かった腕立て伏せだけをやることにした。

学校に行く以外は、ひたすら腕立て伏せ。夏休みもそう。予備校に通いながら予習復習もせず、毎日腕立て伏せ。1セット100回を朝昼晩2セットずつ。途中から、片腕でもやるようになった。録画してあったロッキーを見直し、さらに励む。腕立て伏せだけがトレーニングであり、自分のすべてだと思った。

*ロッキーⅡで とうとうチャンピオンに!

受験勉強をやるはずだった夏休みが明けて、頭の中のロッキーへの思いが、胸筋に乗り移っていた。9月の体育祭の時、Tシャツ越しに盛り上がった自分の胸を目にして、クラスの仲間がはいた言葉がこれ。

それはいったい何なんだ???

2に、つづく🔜

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