ちょうど1年ぐらい前まで撮っていた、お酒とお菓子の記念写真を整理していた。お気に入りのグラスは、冷凍庫でギンギンに冷やしてある。350ml1本で丁度いい。注いだら、泡が立っている内に一気に飲む。真面目な話、一気に飲めるような美味しさだ。
このグラスで飲み始めたのは、5年半くらい前だった。1年前まで住んでいた街の一角に、手術した病院の目の前かな、こじんまりしているけれど、趣のあるリサイクル屋さんがあった。そこの店主に薦められて購入したもの。ドイツ製を500円でね。
店主が薦めた通り、なかなか出来がいいものだった。前日から冷凍庫に入れておけば、翌日の晩酌の時間にはいい具合に冷えている。まあ1杯目を飲む間ぐらいしか、その冷え冷え感を味わえないんだけど、泡が膨らんでいる内に一気に飲むのがいいんだ。
それにしても断酒をしている現在と比べると、休肝日をとるこのともなく飲み続ける毎日だった。暑い夏だからとか、寒い冬だからとか関係ない。ただ夜になれば飲むという、勝手に思い込んでいた習慣だったのかな。まるで、パブロフの犬的な飲む習慣。
350ml缶1本ぐらいなら、このグラスに注いでしまえば5分とかからずに胃の中へ。グラスの冷えが残る内に、2本目を注いで少しペースを落として飲む。冬は2本目あたりでブレーキがかかることも多い。汗をかかないから飲む意欲も落ちるのかもね。
だが夏は違う。初めから500ml缶で始まり、グラスにつぎ足しをしながら、350ml缶と同じペースで飲む。当然1本で済むわけがない。すぐに2本目に手が出る。少しペースを落としてまた飲んでいく。さらに350mlが1本加わることも多かったな。
これで休肝日でもあれば、体のためには良かったかもしれない。でも365日、飲まない日がほとんどなかった。本数が多くなればもっと昔のようにビール中心とは行かない。30代の頃は発泡酒が中心、40代の頃からはほぼ第3のビールだけ。実際、旨い!
正真正銘のビール、アサヒのスーパードライ、麒麟の一番搾りやラガー、サッポロの黒ラベル。サントリーが開発した発泡酒のホップスは神からのお恵み。そして第3のビールと呼ばれるビール系飲料。味へのこだわり、日本人の開発力は本当にすごいよね。
まるで水分を摂るかのように、毎日毎日飲んでいた自分が、入院期間中は飲もうという気を失った。これは病院がなせる業なのかもしれない。お酒の存在そのものを疑うくらいになる。5年前の手術の時も同じだった。入院中とは言っても不思議な話だよ。
退院してから8ヶ月が経った。高血圧対策の一環として、1月5日から今日までお酒を断っている。飲めないストレスもあるのかもしれないけど、アルコールへの執着はなくなった。晩酌が豆乳の今は、味の開発競争が激しいノンアルコールでも十分かな。
飲酒が高血圧の原因になる全てじゃない。でも休肝日を入れない飲み方はいけない。やはり行き過ぎは体に良くない。飲み屋さんで語りながら飲む機会が、いつ来るのかはわからないけれど、たまに飲むお酒ならば、美味しさは倍増するのかもしれないね。
「お酒の写真を前に、飲み続けた過去を思う。」への2件の返信
休肝日をきちんととって飲むならば癒しの1杯になるのかも
きみさんの記事を拝読していたらキンキンに冷えたビールが飲みたくなりました
私も身体の事を考えてオールフリーで我慢しとこっと
ビールのアテにはシャウエッセン♡
そのままレンチンするとプリップリのジューシーなシャウエッセンになってたまらない
さっそく食べたくなっちゃった 笑
きみさんもぜひお試しあれ
シャウエッセンはレンチンですよ
いもちゃんさん、こんにちわ。
またコメントを頂き、ありがとうございます。
キンキンのビールは美味しいですよね!
特にお風呂上りのビールは格別、ビヤガーデンが懐かしい!
レンチンのシャウエッセン、プリプリが想像できます。
やってみますね、コリコリのプリップリッになるように。
そして、ガブリ!ですね(^^♪