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俺の考え 日常生活

店員さんの熱意が、即買いの決めて。

ブラウンフィリップスのシェーバー、2本立てでひげを剃っている。実は一度だけ、2つのメーカー以外に浮気をしたことがある。日立のシェーバーに。

フィリップスを使いはじめる以前の話。これには当然、理由がある。

その頃は今とちがって、よく量販店で買い物をした。今住んでいるところでは、ベイシア電器さんが一番近い。まだお店が出来てから数年だったかな、仕事の合間に、休憩がてらよく寄ったね。

*サントリーのCMに活躍したお二人

ちょうどシェーバーが壊れかかっていた時で、店頭の展示品を手に取って見ていたんだ。右へ左へと、こういう時の自分は徹底している。まずは手に馴染むか、しっくりくるかを試していく。

その場で剃ることはできないから、その点は店員さんに聞く。遠慮せずにズケズケと、相手が困るくらいにね。商品を選ぶ時の自分は、本当に遠慮がない。アメ横で買い物をするような感覚。

でも、お金を払うんだから、遠慮する方がもったいない。高いものでも安いものでも、買う以上は、しっかりと聞かないといけない。お金は大切なもの、その時に一番と思えるものが欲しい。

話は戻って、接客してくれた店員さんは女性だった。そこに、たまたま居合わせただけ。ひげ剃りの説明だよ、不安があるのは当たり前。でも、とりあえず聞いてみたんだよね。

びっくりだった、心底から。

まるで、ひげを剃ったことがあるかのように、淡々と説明をしていくんだ。本当に女性なのかな?って、感動してしまったぐらいだ。聞き惚れていたよ。

*ヤマト運輸の宅急便創始者 小倉昌男さん

まるで、ひげを剃ったことがあるかのように、淡々と説明をしていくんだ。本当に女性なのかな?って、感動してしまったぐらいだ。聞き惚れてしまった。

ここが、他のメーカーと違うんです!そう経験談みたいに話されてごらん、欲しくなってしまうよ。それなら、自分のひげにも合うな、これしかない!そう思い込んでしまうのが人間ってもの。

それが女性だから、なおさらのことだよね。

説明が終わった時、他のメーカーの商品を見る気もしなかった。これください!そう言って即買い。お店で商品を買うとなると、店員さんの第一印象は大切だ。熱意を感じられれば、買物終了。

この時の状況なら、自分に買ってほしいという熱意。

後になって、お客を後悔させてしまうようでは元も子もない。その時のお客さんが一番のぞむ商品を、その場の限られた時間の中で、的確にお薦めできること。それが店員さんには求められる。

その商品が、お客にとって最良の結果をもたらせば、その人は又、そのお店に行きたくなる。つまり、ファンでありリピーターになるわけ。自分もおそらくは、そうなっていたと思う。

*前回の入院時の備品 すべてAmazonで購入

ただ残念なことに、次のシェーバーへ買い替えの頃には、その店員さんはいなかった。何よりも時代が変わっていた。

Amazonなどの通販で買う、そういう時代が来ていたんだ。