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猫のおもしろさは、一言で語りつくせない。

昨年の秋、実家の猫が亡くなった。16年弱生きることができたから、大往生に入るんだと思う。ロシアンブルーという種類で、とにかく気位が高かった。母に一番慣れていたが、長く抱かれることを嫌った。あくまでもマイペース。ただし晩年はジャンプが出来なくなり、さすがに素直になったとか。素敵な猫だった。

*ベランダ側で寝るのが好きだった

自分が考える猫のタイプには、3種類ある。

① 人が近づくと、警戒してすぐに逃げてしまうタイプ。
② 人が近づくと、ジッと見つめ返して観察しているタイプ。
③ 人が近づくと、興味津々ですぐに近寄ってくるタイプ。

細かく分ければ、もっと多いとは思うけどね。ちなみに実家の猫は①のタイプだったのかもしれない。温室育ちの家猫なのに。

*昨年 本佐倉城で会った人懐っこい猫

昨年の入院前に本佐倉城で会った猫、お腹に子供がいたようだったけど、やけに人懐っこかった。会ってから離れなかったから写真を撮るには楽なんだけど、ここまで体をくねらせながら甘えられるたのは初めてだった。足を踏み出すごとについてくるから、まともに歩けない。典型的な③のタイプの猫だ。

*佐倉城の駐車場でよく会う猫 その①

ウォーキングの出発地点にしている佐倉城にも、なじみの猫たちがいる。特に自分が覚えている猫は2匹いる。毎日会わないとしても、お互いを覚えているのかもしれない。素直に写真を撮らせてくれる。晴れている時しか写真を撮らないから、眠たくなる時が多いらしい。会えば大体は眠たそうにしてる。②のタイプだ。

*佐倉城の駐車場でよく会う猫 その②

その①とその②の猫は、だいたい一緒にいる。性別を確かめたことはないから、友人同士なのか夫婦なのかそんなことはわからない。猫のテリトリーなどにも、特に興味がない。ただ2匹が仲良くしていると、微笑ましく思える。猫がのんびりとしている姿には、平和を感じるんだよね。鳩が平和の象徴とされていてもね。

*佐倉城内で 最近初めて会った猫

そもそも、鳩が平和の象徴とされるのは、旧約聖書の「創世記」の中にある「ノアの箱舟の物語」に基づくものだ。

大洪水が起きた時、箱舟に乗ったノアは助かる。水が引いたか確かめるためにカラスの次にを飛ばす。鳩がオリーブの枝を持ち帰り、ノアは神の罰の終わりを知る。鳩は、神と人間の和解によって得られた平和の象徴になるわけだ。敵が水だったから鳥を使ったと思う。でも、猫がその役だったらなんて「If」も考える。

*佐倉藩総鎮守 麻賀田神社によくいる猫

いつもこんなことを思いながら、猫に出会える瞬間を楽しみにしている。子供の頃でも、自分の周りでは野良犬を見た記憶は残っていない。首輪をつけた犬が、放し飼いにされていたことはあった。野良猫の存在だけはあの頃と変わらない。

麻賀田神社でよく見る猫は、住んでいるのか通いなのか、やけにゆったりした動きをする。佐倉藩総鎮守に現れるだけあって、どっしりと構えていて、背中から見ると石と同化している感じ。

*この横顔のふっくら感がなんともいい

たわいもない猫の話だが、猫の話をする時は、のほほんとしているぐらいで話すのがいいと思っている。のほほんとした気持ちで話さないと、いつまで経っても、猫のマイペースには追いつけない気がするんだよね。

「猫のおもしろさは、一言で語りつくせない。」への2件の返信

自分に素直で人に媚びないマイペースな猫

甘えたい時に甘え 飽きるとふぃとどこかに行く勝手気ままさが正直でいいなぁ
飼い主さんに忠実で意地らしい犬も愛らしいけれど猫にはどこか神秘的な魅力がある
飼い主の危険を察知すると身代わりになったり何かの形でサインを送るのだとか…

魔女の使い魔とも云われ 時折人を見透かしたようにじぃっと見つめるときがある…
そんな猫の不思議な魅力に心惹かれます

魔魚さん、こんばんわ。

コメントを頂きまして、ありがとうございます。
どちらかと言えば、犬は堅くて忠実なイメージが強いですね。
猫は、あのクネクネした体からして神秘的ですよね。
同じ骨と言われるものをもっているのに、なんであんなにクネクネできるのか、
動物の進化自体が神秘の世界ですね。
猫は魅力たっぷりですね。

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