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答えはいつも、未来にだけ存在する。

東海地方までは梅雨入りしたのかな?いつもの年よりも、早いのだろうか?沖縄が早いのは天気の素人でも知っている。日本と言っても、かなり南の方に位置していて、石垣島ともなれば本州よりも台湾の方がずっと近い。近いと感じるのは、日本が島国であって、他国との国境線が海の上にしかないからだろう。

南北に長い島国だからこそ、北の北海道と南の沖縄とでは気候にも大きな差があるわけで、それが日本の季節感を豊かにさせているのかもしれない。でも、ここ数年は、強い風が吹くことも多くなった。10年前に現場で働いていた頃に比べると、明らかに気候変動を感じる。大袈裟のようだけど、大袈裟とは思えない。

*ちょうど1年前に出会ったアマガエル

こんな地球全体の気候変動が感じられるような天気の中、6月から先にある自分の生活のことを考えている。もちろん生活のことがあるから、仕事が中心になってくる。5年前は手術の後、2ヶ月以内に仕事を決めたことは話した。でも当然のことだけど、歳も重ねたわけで、実感は薄いが既に51歳になっている。

先日も話をしたが、ある紳士にお話を頂いたように、この歳ならまだ3つも4つも新しいことが出来るのかもしれない。でも、この11ヶ月の間、リハビリを続けて来て思ったことがある。一度を開けられた体は、二度と元には戻らないってことだ。前回の手術からも5年が経ち、前回の方が確実に治り勢いがあった。

*1年前には 何を考えていたんだろうか

誰もが等しく歳を重ね、体力が落ちていくのは、個人差こそあれ誰もが経験していくことだ。左から右の肩へと順番に手術をしたが、世の中にはもっと辛い目に合いながら、懸命に生きている人もたくさんいる。そういう方達に比べれば、いくら用意周到だったとは言え、休業が長いだけの人間だったのかもしれない。

今こうして現実の世界に戻っていく前に、社会に出てからのことをふり返っている。まだ、ふり返る時期ではないかもしれない。でも、この先どう生きて行くかを考える上では、必要な時間だったと思う。前回の手術後は事情があっていろいろと急いだが、今回はしっかりと自分自身を客観的に見つめ直すことができた。

*大学卒業時には 詩集制作の真似事も

個人で仕事をするようになってから20年以上が経ち、自分が強くなったつもりでいた。確かに、大企業という傘の下で守られていた頃に比べれば、かなり打たれ強くなった。何とかなるだろうという楽観的な考え方、これが身についたのは大きい。寅さんを好きでいるのは、寅さんの中に似たものを見ているからか。

ただ同時に、自分で自分の背中を勢いよく押せなくなっている。自分ではこれをやると決めていながら、どこからか出てくる弱さを、いつのまにやら社会や他人のせいにしている。一番嫌いだった他人のそんな姿に、今の自分が似始めている。これがわかり始めた時、今の自分と正面から向き合う必要を感じた。

*いい歳の大人達が 真剣に再就職を目指す

ブログに自分をさらけ出している内に、小さな自分がたくさんあることがよくわかった。だから、いろんな音楽を聴いたり聴き直したり。自分が、無心で頑張っていた頃に聴いていた曲を、何度も繰り返し聴いてみた。ますます、今の自分がつまらない存在になっていることに気がついた。楽観的なようで楽観的じゃない。

どうも理屈っぽくなってる。借金がなくなったことに安心感をもってしまい、やってやるの根性が萎え始めている。古くても良いモノは、ずっと大切にすればいい。でも、古いモノの方が良く見え始めたら、未来に対する真剣さが足りないと思った方がいい。どんなにあがいても、答えは未来にしか存在しないんだから。

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