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X JAPAN に思う。

X JAPAN が好きだ。

何が好きかって、その世界観がだ。YOSHIKIが創る作品が中心だとしても、あのメンバー達がいるからこそ、YOSHIKIの世界も成り立っているんだろう。

*まず ジャケットからして目を奪われる

」を歌っていたXの頃は、ビジュアルのイメージも強くて、音楽も激しいものが中心だと思っていた。「紅」という曲はまさに燃えるような紅そのもの。が見えるような曲だった。

アルバム「Jealousy」の中で「Silent Jealousy」に、その激しさの流れは引き継がれている。

だが、YOSHIKIのすごいところは、同時に「Say Anything」という素晴らしいバラードを送り出したことだ。TOSHIの声も美しく、奏でられる音も胸に響きわたる。

*最初に感銘を受けた雄大なバラード
*どこから こんな曲がうまれてくるのか…

X JAPAN になり、「ART OF LIFE」という大作を送り出す。

この曲はたった1曲で29分近くある。初めて聴いた時は、いつ終わるのかと思ったが、動と静のからみあいが見事としか言いようがなかった。ここまでくると交響曲だ。才能があるということには、時として畏怖の念を抱いてしまう。

*この1曲で29分にも及ぶ もはや交響曲だ
*10分前後の間奏に まず魂がいった

始まってから10分前後のところでの間奏は激しい。ここでまず激しさにしびれる。そして、15分ぐらいのところから10分間にも及ぶ YOSHIKI のピアノ独奏。まるで舞台の世界だ。終わってまた激しさをのぼりつめる。魂はすでに昇天している…。

この次に送り出されたのが、アルバム「DAHLIA」。

かの有名な「Forever Love」も収録している。この曲の素晴らしさと美しさは言うに及ばない。バージョンも多いし、どのバージョンで聴いても完成度が高い。

だが、ここで聴いてほしいのはタイトル曲「DAHLIA」。

ただ聴いていただければいい。人の音楽の趣味は様々だけど、音楽を語るには幅広いジャンルに耳を傾けることが大切だ。この曲を聴くと魂が沸騰する。色褪せるなんて言い方は神への冒涜だ。

*タイトル曲DAHLIAは 激しさの中に美の極致が
https://youtu.be/0ePQnCUhFTE
*ただ見とれるだけ…

何よりも自分が言いたいのは、やはり音楽の世界も、動と静をからみあわせられてこそ、そこに価値が生まれるってこと。動の激しい音と静のバラード。この両方が出来る音楽家たちは、時代を超える音楽を残している。

もちろん、あくまでもその人の世界観の中でね。

動的な音だけ、静的な音だけ、偏った音楽だけでは人間の感情を表現しきれないと思う。

人間は激しい喜怒哀楽の中で生きる動物だ。いつも楽しいばかりではないし、いつも哀しいだけでもない。様々な感情の中で生きることを強いられている。

音楽は人間の感情そのものだ。X JAPAN の音楽はその感情を見事に表現できている。だからこそ涙も流せる、自分はそう思っている。

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