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人生経験 入院日記 2016年冬

2016年の冬、右肩の手術へ。

*人生初の入院 これが初日の晩餐メニュー

2020年の夏に左肩の手術をしたが、実はその4年半ぐらい前に、右肩の手術をしている。その時は腱板の部分断裂で、手術をするかしないかの選択権を先生からいただいていた。

第2次運輸業の時代、かなり重いパレットを右手だけで投げたことに原因がある。まあ、それだけでもない。それまでの、無理の積み重ねの結果でもあったかな。

仕事のところで話をするが、個人事業主になってからは運輸業と建設業、この2本立てでやってきた。特に第1次運輸時代と第1次建設業の時代、重量物を扱う際にかなり無理をしてきた。

力についてはかなり自信があったから、無理を無理とも思っていなかった。荷物や部材を目の前にすれば、可能な限りひとりで限界に挑戦、限界の存在を認めていなかった。

この時は成田空港の貨物地区で、トラックに輸入貨物を積んでいた。からになったパレットを、荷台の上から地面にむかって投げて落とした。その瞬間、右肩にグキって違和感を感じたんだ。

空港の貸し切り運送の仕事は、往々にして走る距離も長い。場所はすでに忘れたけれど、荷物を積んで即出発。

でも何かがおかしかった。肩の中がギコギコとすれるのを感じた。ハンドルをにぎる上では特に問題はなかったから、目的地まで走り続けて荷物を下した。戻る時も同じ、ただ走り続けた。

それからしばらくしても、変な感覚が消えなかった。荷物を持つことはできるのに。気になって、かかりつけの外科に行く。MRI検査をしたら、腱板の断裂だと判明した。

2020年の夏に、手術をしてくださった先生には、この時からお世話になっている。ただ、手術をするかしないかは、選ぶことができた。当時45歳、2015年の秋。先を考えて手術しようと決めた。